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「みんなで創る地域の未来」海士町・島まるごと図書館構想とは?
図書館のない島のユニークな構想海士町は島根県の沖合60キロに浮かぶ隠岐諸島のうち、2番目に小さな人口2200名の島である。高齢化率40%を超える課題先進地だが、革新的なチャレンジを重ね現在はまちづくりの分野で注目を浴びるまでになった。活性化の流れは2005年、財政難となり存続の危機に追い込まれた年に始まる。行財政改革・産業振興・人づくりに重点をおいた施策が次々と打ち出されるなか、2007年に島ま
海士町「島まるごと図書館」とは?
海士町中央図書館は、離島で暮らす人たちにとって大切な学びの場、憩いの場であると同時に、もう一つの大切な役割を担っています。それは、海士町で行っている「島まるごと図書館」の拠点という役割です。
まだ島に図書館がなかった頃に作られた構想が、「島まるごと図書館構想」でした。海士町では、持続可能な地域社会の実現を目指して、2007年より人間力溢れる人づくりの推進に取組んでおり、その中で「読書活動」が重点