海士町中央図書館(島まるごと図書館の拠点)

島根県の離島、隠岐諸島にある図書館です。 利用される方にも、まだ来たことがない方にもお役に立てるような情報を発信していきたいと思います。 基本情報は公式ウェブサイトをご覧ください。⇒http://lib.town.ama.shimane.jp/

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お家に返し忘れている本はありませんか?

島の図書委員 小室さんの本のオススメ④「嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書――自閉症者と小説を読む」 ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ 著 岩坂彰 訳

お家に返し忘れている本はありませんか?

海士町中央図書館では2月~3月に蔵書点検を行っています。 本がきちんとあるか、正しい場所に並んでいるか等を確認する、年に一度の大切な業務です。 海士町では「島まるごと図書館」に取り組んでおり、町内のあちこちにあるミニライブラリーにもスタッフが点検に行きます。一冊一冊のバーコードを読み取り、所蔵データと照らし合わせることで、本がなくなっていないかどうかが分かります。 (ちなみに町内の学校図書館では、夏休み期間中に行っています。) 図書館を利用してくださっている皆様にお願い

島の図書委員 小室さんの本のオススメ④「嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書――自閉症者と小説を読む」 ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ 著 岩坂彰 訳

海士町中央図書館では、図書館の運営をサポートしてくれる住民の方を募り、「島の図書委員会」を開催しています。 委員の一人である小室さんによる本の紹介、今回で4回目となります。 ========  何がわからないかも分からない。そんな読書をすることが最近多いと感じる。 「わからない」は褒め言葉には使われない。どちらかと言えばその逆。ただそれが自分の琴線に触れる何かがある場合、それは大切な読書になる。そんな風に思っている。  本書のP85に「精読(クロース・リーディング)」