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【イベント報告】「短歌よもうよ vol.2」を開催しました!

2023年9月16日に「短歌よもうよ vol.2」を開催しました!

1回目の様子はこちらからどうぞ。

イベント開始の前に

今回の開催は、スイーツの販売もあるライブラリーカフェとの同時開催。早めに来られた参加者の方に、よかったらスイーツ食べながらでも!と勧めたところ、嬉しそうにロールケーキを持ってこられました。夜に食べるスイーツって背徳感も合わさって美味しいですよね。


かくいうスタッフも事務所でコソコソ生どらやきを…味見ですよ!
(大変美味しかったです)

イベント開始!

今回はまず短歌って何?というところからスタート。普段あまり短歌に触れてこなかった参加者の方から「短歌と和歌の違いって何ですか?」との質問にスタッフがおろおろしていると、博識な参加者の方がわかりやすく説明してくださいました。スタッフも勉強になりました。
一通り短歌のルールや音の数え方、こんなことも短歌にしていいんだ!という作品を見ながら、いざワークショップへ突入。よかったらこのnoteを見ている皆様も考えてみてくださいね。

短歌を穴埋めしてみよう①

まずは今回のワークショップのタネ本、木下龍也『天才による凡人のための短歌教室』より一つ。

〇〇〇〇〇ばかり残った〇〇〇〇をいつまで〇〇と呼べるだろうか

木下龍也『天才による凡人のための短歌教室』

どうでしょう。考えてみましたか?
では今回の参加者の作品をいくつか紹介します。


あどけなさばかり残った私(わたくし)をいつまで僕と呼べるだろうか

グリンピースばかり残った一品(ひとしな)をいつまでカレーと呼べるだろうか


短歌を穴埋めしてみよう②

2つ目は、独楽吟の形式です。

「独楽吟」とは、橘曙覧(たちばなあけみ)という江戸時代の歌人が52首の連歌を詠んだことで始まった、「たのしみは」で始まって「・・・とき」で終わる形式でよんだ歌のことです。
曙覧の生活や家族の幸せ、学問への態度などがよみ込まれています。

(参考ページ)


例はスタッフ作です…

少し穴埋めにしては穴が増えてきました。
参加者の作品を紹介します。

たのしみはソファーの上で寝転んで伸びやかな声行き来するとき

たのしみは東京行きが確定で航空券を予約するとき

たのしみは勝利の後のハイボール辛い練習思い出すとき

参加者の方からは、自分にとって何がたのしみなのかを考えるのが楽しかった!とのお声をいただきました。また、開催時に展示していた本も借りていかれる様子が伺えました。


次回は12月9日開催のとしょかんフェスティバルで何かできたら…!と思案中です。一緒にイベントを盛り上げてくれる実行委員も募集していますので、ふるってご参加くださいね。

詳しい内容はこちらをご覧ください。


(千葉)