見出し画像

ミニライブラリー巡り‐DAY3‐

海士町には、海士町中央図書館のほか、町内の各地にミニライブラリー(分館)があります。

ミニライブラリーとは、海士町に28か所ある、海士町内の人が集まる施設につくられた図書スポット。海士町中央図書館の「分館」と位置付けていて、海士町じゅうのあらゆる場所で本を読むことができます。

(最近、新たに海士郵便局大漁・しゃん山が加わり、28か所になりました。)

分館マップ28か所_番号なし

それぞれのミニライブラリーの様子を知りたいといった声があったので、数か所ずつnoteでご紹介しています。

▼ミニライブラリー巡り  DAY1(菱浦地区)

▼ミニライブラリー巡り  DAY2(崎地区と知々井地区)

ーーーーーーーー


今回は、大人の島留学生の嘉根がご紹介していきます。普段は、「ないものはない 海士町公式note」で記事を掲載していますので、ぜひご覧ください!


ミニライブラリー(分館)の利用方法

どなたでも(図書館利用カードがない方でも)お借りいただけます。
海士町民だけでなく、数日滞在される観光客の方も借りることができ、フェリーに乗る前の港玄関口(キンニャモニャセンター)で返却できます。

本の借り方・返し方

ーーーーー📕ーーーーー📘ーーーーー📗-----

今回は東地区中里地区にお邪魔しました。
それでは、4つのミニライブラリーをご紹介していきます!

かねさん記事MAP

あまマーレ

あまマーレは、自由に誰もが遊びに行ける場所です。さまざまなイベントが開催されています。カフェスペースもあり、大人から子どもまで幅広く親しまれているコミュニティスペースです。

以前は保育園として使われていたので、広々とした庭がある自然に囲まれた温かい空間です。ゆったりしてもよし!庭を駆け回ってもよし!ピアノを弾いてもよし!様々な過ごし方ができます。

入り口には、海士町で行われるイベント情報も掲載されているので要チェックです!!

あまマーレ1(嘉根さん撮影)

セルフカフェコーナー
セルフカフェコーナーに本棚があり、小説や食、雑誌などの本が置かれていて、ドリンクを飲みながらゆったりできるようにしているそうです。

あまマーレはどの部屋でも飲食ができるので、自分のお気に入りの場所で読書を楽しむことができます。ちなみに私のおすすめは、太陽の光を浴びながら読むことができるふかふかの椅子!

あまマーレ2(嘉根さん撮影)
あまマーレ3(嘉根さん撮影)

コワーキングスペース
コワーキングスペースには、デザインや暮らしに関する本が置いてありました。ここでは仕事や宿題ができるようにもなっています。
観光客の方も、ひと休みするのにぴったりの場所ではないでしょうか。

あまマーレ4(嘉根さん撮影)
あまマーレ5(嘉根さん撮影)

子ども部屋
子ども部屋には、絵本など子ども向けの本が置いてあります。

あまマーレ6(嘉根さん撮影)
あまマーレ7(嘉根さん撮影)

また、保護者のみなさんにも読んでいただけるように子育てに関する本や、小学生が未就学児に読み聞かせできるような本も置いてあります。

あまマーレ8

返却ボックス:あり
住所:島根県隠岐郡海士町大字海士4958-1
開館時間:10:00 – 17:00(休館日:毎週木曜)

東公民館

広大な田んぼの近くにある東公民館。近くには、商店もあって地元の方が暮らす雰囲気を感じることができます☺

東公民館には、雑誌や小説、料理、園芸のほか、絵本など子供向けの本まで、幅広い種類の本が置かれていました。地区の方が本を借りていかれるそう。

東公民館玄関
東公民館本棚

借りるときには、返却ボックスの上に置いてある貸し出しカードに記入してください。返却ボックスには中央図書館で借りた本も返却することができます。

東公民館返却ボックス

返却ボックス:あり
住所:隠岐郡海士町大字海士2458番地3
開館時間:平日  9:00~13:00

村上家資料館

村上家は中世以来、海士地域の有力者としての活動が確認でき、隠岐に配流された後鳥羽上皇の世話をしたという由緒をもつ隠岐を代表する旧家のひとつ。

村上家の歴史に限らず、この地域に暮らした過去の人々の営みや当時の社会のありようを展示しています。

村上家入口
村上家建物

広い庭がある昔ながらの建物は、どこか落ち着きを感じます。ここには、資料館ということもあり和歌や日本の歴史、日本の神、隠岐についての本が置いてありました。

資料館のお客さんが読めるように置いているそうです。
村上家資料館は閲覧のみで、貸し出しはできませんが、隠岐について知るのにぴったりな場所ではないでしょうか。

昔の雰囲気が大好きな方にぜひ訪れてみてほしいです☺

村上家本棚1026_2

返却ボックス:なし
住所:島根県隠岐郡海士町海士1700-2
開館期間 :3月~11月  9:00~17:00

後鳥羽院資料館

後鳥羽院資料館は、海士町にお住まいになっていた後鳥羽上皇のご活躍と生活のご様子を知ることができます。

展示室を見るには入場料が必要ですが、ミニライブラリーは入場料がかかりません。ふらっと立ち寄っていただくのもおすすめです!

後鳥羽院資料館入口

後鳥羽院資料館には、後鳥羽上皇や隠岐の歴史についての本がメインに置いてあります。また、島民BOOKSコーナーには後鳥羽院資料館スタッフの私物の本が置いてあり、そちらも借りることができます。

後鳥羽院資料館本棚2
後鳥羽院資料館本棚

借りるときは、受付に持って行き、貸し出しカードに記入してください。返すときは、図書館の本は資料館受付に返すか、中央図書館や他ライブラリーの返却ボックスを利用してください。島民BOOKSコーナーから借りた本は、必ず資料館に返すようお願いします。

イートインスペースもあります。後鳥羽院資料館のお隣にあるつなかけで、島で作られた和菓子やパンを買ってきて食べることができます。お土産も買うことができるので、ぜひ訪れてみてください。資料館の裏には、島の民具をまとめた民具館もあります。

後鳥羽院資料館ミニライブラリー
後鳥羽院資料館ミニライブラリー2

返却ボックス:なし
住所:隠岐郡海士町海士1521-1
開館時間:3月~11月 9:00~17:00

おわりに

今回は、東地区と中里地区にあるミニライブラリーをご紹介しました。どこもゆったりした雰囲気で、読書が進みますね。

中央図書館に近い場所の紹介が多かったのですが、普段とは違う風景の中、読書を楽しむのもいいのではないでしょうか。

みなさんもぜひお気に入りのミニライブラリーをぜひ見つけてください!

(嘉根)









みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!