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発達障害啓発コーナーをつくりました(4/2~4/15)

こんにちは。
春の陽気が心地いいですね。満開の桜がきれいです。

4月2日の「世界自閉症啓発デー」
4月2日~9日の「発達障害啓発週間」に合わせて、
開発センターロビー(図書館入り口前)に、特設コーナーをつくりました。個性の理解や、育て方、関わり方の参考になる本を展示しています。

図書館の本のほか、海士町の言語聴覚士さんや、発達に凸凹のある子どもたちの保護者サークル「親の会」メンバーの方々が持ち寄ってくださったおすすめ本を展示しています。個人の本は閲覧のみとなります。

4月15日まで展示していますので、発達障害の理解を深めたいという方はもちろん、大人・子どもの個性や、その人に合った環境等を改めて考える機会になればと思います。

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企画を提案してくれた、海士町の言語聴覚士さんからのメッセージです。

「発達障害」って聞くと、どんなイメージがありますか?むずかしそう?自分には関係ない?おもしろそう?

自閉症は、今は自閉スぺクトラム症という名前で呼ばれています。スペクトラムというのは、色のグラデーションのようなことで、はっきりとした境目はありません。

みんなそれぞれに色々な色(個性)があって、その濃さもそれぞれで、その特徴を活かしあいながら生活しています。

その環境がその人に合っていれば、自分らしく活き活きと暮らせるし、合わなければ辛いし苦しい。
自分に合った環境ってなんだろう?
自分の好きなこと、苦手なことってどんなこと?
友だちの好きなこと、苦手なことってなんだろう?

そういうことを考えることが「発達障害」を考えるきっかけになったらいいなと思います。

今後も、町民の方のご提案による企画展示をしていきたいと思います。「こんなテーマの紹介コーナーを作ってほしい」「こんなテーマで本の展示をさせてほしい」というご要望、ご提案がありましたらスタッフにご相談ください。

(中畑)